ご挨拶
泌尿器科疾患というと気恥ずかしい感じがし、病院受診も気が重く、他人に相談もできない方が多いと思われます。泌尿器科疾患は多彩であり、季節にも関係しQOL(生活の質)を下げる要因にもなっています。男性特有の疾患である前立腺癌においては早期発見の重要性が指摘されていますが前立腺癌の啓発がまだまだ不十分な状況です。前立腺癌の診断は血中PSA(前立腺特異抗原)を測定することで簡便に一次診断ができます。また女性においては、すぐに尿意を感じ頻尿症状を呈する過活動膀胱や尿失禁をひとりで悩み、特に寒い時期には外出を控えているかたもいらっしゃいますが近年、膀胱の緊張をとり症状を改善するさまざまな有効な薬が開発されています。
富山市北部には泌尿器科を標榜する開業医が少なく、泌尿器疾患の啓発も不十分であり泌尿器科医として地域医療に貢献したいためこの度、開業を決意しました。また泌尿器科医は泌尿器科疾患のみならず、手術前後の全身管理を行うことから、必然的に内科的な治療にも慣れており、一般内科の標榜も掲げることに致しました。私は患者様に専門性の高い医療を提供し、安心して受診してもらえるクリニックを目指します。さらに産業医活動を始めとし、健診や予防接種など地域の予防的な健康管理を担っていきたいと考えています。
「恥ずかしい」「相談しにくい」と思いの方、「尿の悩みで日常生活がお困りの方」我慢せずお気軽に来院し相談されることをお勧めします。スタッフ一同、皆様のご来院をお待ちしています。何卒よろしくお願いいたします。
院長 奥村 昌央
略歴
1962年 | 富山県氷見市生まれ |
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1987年 |
医師免許取得 富山医科薬科大学医学部卒業 泌尿器科学教室入局 |
1992年 |
富山医科薬科大学附属病院 助手 |
1996年 |
富山医科薬科大学附属病院 講師 |
2003年 |
かみいち総合病院 泌尿器医長 |
2009年 |
黒部市民病院 泌尿器科部長 |
所属学会・資格
- 日本泌尿器科学会専門医・指導医
- 日本泌尿器内視鏡学会
- 日本内科学会
- 日本登山医学会
資格
日本医師会認定産業医