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前立腺の病気

前立腺肥大症

症状 頻尿、排尿困難、尿勢低下

診断 触診、超音波検査、残尿、前立腺癌否定のためのPSA検査(前立腺特異抗原検査)

治療 α1ブロッカー(尿道を広げる)、ホスホジエステラーゼ5阻害剤(もともと勃起障害の薬でしたが排尿状態を改善する作用があり前立腺肥大症に対しても有効です。)、抗男性ホルモン剤(前立腺を小さくしますが3-4か月以上の内服が必要です。)

内服で改善なければ手術(経尿道的前立腺切除術:尿道から内視鏡を入れて前立腺を切除します)になります。

 

前立腺癌

症状 前立腺肥大症にくらべ自覚症状に乏しく、注意が必要です。

診断 触診、超音波検査、PSA(前立腺特異抗原)検査、MRI

治療 まず前立腺生検を行い、癌が検出された場合、まずは癌の広がりを調べます。

 治療を簡単に述べます。早期であれば(転移がなければ)、前立腺全摘除術で最近ではロボット支援下での手術が行われています。富山県では富山大学附属病院、富山県立中央病院、砺波総合病院にその設備があります。また前立腺への放射線治療も有効です。

転移がある場合にはホルモン治療になります。精巣(睾丸)男性ホルモンの分泌を抑える注射と抗男性ホルモン剤の内服を行います。

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